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  • 2019.05.08 Wednesday
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走行直後に行うマシンチェック

たなかです。

 

0519_ピット

 

ミニ四駆はコースにリリースしたらあとは走る様子を見守るのみ…なので、走らせる前の準備の質がものをいいますよね。

先日のセッティングの話もその準備の一要素といえますが、マシンを走らせた直後の車体チェックも次の走行に繋がる大切な作業です。

 

というわけで、僕がレースや常設コースでの練習走行でマシンを走らせた直後、ルーチンワーク的にチェックしている項目をまとめてみました。

 

 

 

  • ローラー

 

指で回してみて回転が渋ければメンテするか、交換。

LCが綺麗に入るセッティングが出ている場合は、できるだけローラーを取り付けたままメンテしたいところです。

あと、830とか850にこびりつくカス。養生テープの糊とゴミが合わさった感じの黒いやつです。

これを除去してあげないと走行時に異音が発生したりタイムが落ちたりします。BC9を染み込ませたキムワイプで拭きとって綺麗にしてあげます。

 

20161014_ローラー

コース接触面に黒いカスが僅かに付着しています(良い画像がありませんでした…)。

パーツクリーナー等で綺麗に取り除きます。

 

 

  • タイヤ

 

特にインスポは破損していないか念入りにチェックします。ピンセットでつついたりちょっと押してみたりしてヒビが無いか見ます。その後空転させて、ブレが無いかをチェック。

次に接地面です。埃や、マシンに塗布したオイル等を拾ってグリップが落ちます。

BC9で拭き取ると綺麗になるのですが、あまりやりすぎると表面の質感が変わったりアウターの種類によっては径が変わったりするので、僕はマスキングテープで埃を取り除く程度にしています。フロントタイヤは滑ったほうが良いので、あえてそのままに…。

 

20161014_タイヤ

悲しみのインスポ大破。

レース当日は空転してみてブレが無ければ3Sで補修してだましだまし使ったりします。

 

 

  • モーターピン

 

COすると支持部にダメージがいって角度が変わってしまうことがあります。特にリヤ。

保持力が弱い作りだと通常走行でも歪んだり。

現地でリカバーしづらい箇所なので発覚すると非常につらいですが、走行後は必ずスコヤでチェックしています。

 

20161014_ピン角度

スラスト方向、キャンバー方向ともにチェックして異常が無いか確認。

リヤステーの角度はレーンチェンジの姿勢や平面速度に大きく影響します(と、思う)。

 

 

  • 井桁部分

 

シャーシとステーを接着している箇所、ステー同士を接着している箇所等が剥がれていないか、軽く捻って確認します。組み方が甘いと通常走行で剥がれていたりして、何か遅いしLC入んないという状態に陥って厄介なので、ここは制作段階でカッチリ堅牢に作っておきたいですね。

 

20161014_桁接着部

X系の井桁は画像中央の接着ポイントが部分的に剥がれることが時々…。

見つけづらい箇所ですが、スラスト保持力が大幅に落ちるので軽く捻って確かめます。

 

 

  • スタビ

 

擦れているかチェックします。ほとんどのマシンはLC上りで車体右側の浮きをスタビで抑え込む姿勢を狙って作られているので、フロント右下LCは適度に擦れているのが理想と思います。

逆にフロント左上下の側面が擦れていると平面でマシンが傾いている可能性が高いので、綺麗なままでいてほしいです。

 

20161014_右スタビ

フロント右下のスタビ(13-12mmWA用)。

走らせるたびにクルクル回して使用したのでところどころ形がいびつになっています。

 

20161014_左スタビ

フロント左スタビ。

側面が擦れていたらローラーセットを見直したほうが良さそうです。

 

 

  • ギヤ

 

プロペラシャフトの伸び縮み、クラウンギヤの欠けやスパーギヤの穴ナメ等が無いかチェックします。

ペラ受けやリヤのクラウンの背部分へは走行ごとにオイルを塗布します。余分なオイルを綺麗にふき取ってから、ごく少量を塗布します。

 

20161014_フロントビヤ

フロントのクラウンはLCの着地で跳ねたときも割れちゃったりします。

 

20161014_リヤギヤ

リヤはギヤの数が多くて大変ですが、ひととおり欠けや穴ナメが無いかチェックします。

 

 

  • 軸受け620、カウンターギヤ620

 

ホイールをシャフトから毎回抜き差ししたくないので、タイヤの空転で判断します。最後、回転がトロトローっと止まる場合は問題なく回転していると判断しています。引っ掛かるように止まればバラしてチェック。走行中に軸受けまで飛んできたペラ受けのオイルが620の回転を渋くすることがあるのがちょっと厄介。

 

20161014_リヤ620

リヤ左タイヤの軸受けはペラ受けのオイルが飛んできやすいので620の回転が渋くなりがち…。

 

 

  • モーター

 

アトミ2に変わって、走行前と走行後の回転数の差が大きくなったと思います。モーターピンの保持部品が変わったからですかね。

慣らしで整えた銅ブラシは走らせれば当然削れ具合が変わってくるので、ワークマシンで逆回転をかけたりしてこまめに調整します。

 

20161014_モーター

僕はモーターが慣らし切れていないレース序盤(1、2走目)はピニオンを抜いて回すようにしています。

 

 

けっこう多いですね。

他にもターミナルとか、Aパーツとかチェックするところは山ほど…。

 

 

自分のマシンが速いのか遅いのかは、細部までコンディションを整えたうえで比較しないとはっきり分からないと思います。

面倒ですが、スラスト抜いても電池変えても速くなんない!ってことがあれば、イチから確認しなおすのが結局近道なのかもしれませんね。



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